秋彼岸期間は何ヶ寺か布教(法話)にも出講いたしました。
他のお寺のお彼岸の様子を見ると参考になります。
資料を作って二河白道の話をしました。
『拝読 浄土真宗のみ教え』には次のようにあります。
「お彼岸」
彼岸とは、念仏の教えをいただいたものが、いのち終えて生まれていくさとりの世界。仏となった懐かしい方々がおられる阿弥陀如来の西方浄土のことである。
善導大師はお示しになる。
西の岸の上に人ありて喚(よ)ばひていはく、
なんぢ一心正念にしてただちに来れ。
われよくなんぢを護(まも)らん。
阿弥陀如来は「必ず救う、われにまかせよ」と、西の岸よりよびかけておられる。如来のよび声は、南無阿弥陀仏の名号となって、今この私に届いている。
如来に抱かれ、先に浄土に生まれた方々に導かれて、彼岸へと続くただ一つの道、念仏の道を歩むのである。