東京教区布教団による涅槃会布教大会が開催されました。

ねはん【涅槃】
梵語ニルヴァーナ(nirvāṇa)の音訳。
泥洹(ないおん)とも音訳し、滅度・寂滅などと意訳する。
さとりの境地のこと。
すべての煩悩の火が完全に吹き消された境地のことで、仏教の最終的実践目的は涅槃に至ることとされる。
釈尊が亡くなることをいう場合もある。
涅槃について、のちに有余涅槃・無余涅槃などと種々に解釈された。
有余涅槃とは、煩悩を断ち切ってもはや迷いの世界に輪廻することはないが、なお肉体を残している状態をいう。
無余涅槃とは、煩悩を断じ尽くしただけでなく、煩悩のよりどころである肉体もまた無に帰したさとりの状態のこと。
亡くなるまでの釈尊は有余涅槃、亡くなることで無余涅槃に入ったとみる。
大乗仏教が展開すると、大乗の涅槃は常楽我浄の四徳をそなえた無為涅槃であって生滅変化を超えた常住絶対のさとりの境地であるのに対し、小乗の涅槃は四徳をそなえない有為涅槃であるとされた。
また、慈悲に基づく衆生救済のために迷いの世界に出向くありかたをいう無住処涅槃や、永遠・常住で本来的に清浄である真如を涅槃の本質とみる自性清浄涅槃が説かれた。

東京教区青年布教使のデビューの場です。

神奈川県 川崎市 浄照寺の加藤 蓮 さん。

神奈川県 大和市 海門寺の橋本 覚正 さん。

埼玉県 さいたま市 誓顕寺の岩田 恒さん。

栃木県 大田原市 龍念寺の青木 永生さん。

今回デビューした4名の皆さんは、普段は築地本願寺に勤務なさっている職員さんです。

まとめの法話はベテラン布教使の宮本 義宣先生です。

法座終了後は宮本先生からの講評がありました。