春のお彼岸【3月18日(月)~24日(日)】

春分の日・秋分の日を中日として、前後各3日を合わせた期間を『お彼岸(ひがん)』といいます。今年は3月18日(月)から24日(日)が春のお彼岸期間です。

彼岸とは「彼方の岸」のことで、「浄土」「涅槃」とも呼ばれる仏さまの世界のことを指します。『仏説阿弥陀経』というお経には、「従是西方過十万億仏土有世界名曰極楽」と説かれています。現代語訳すると、「ここから西の方、十万億の仏さまの世界を過ぎたところに“極楽(浄土)”と呼ばれる世界がある」といった意味になります。

しかし、実際にずーっと西に向かって進んでも、そういった世界にたどり着くことはありません。地球は丸いそうですので、いつか元いたところに戻ってくるだけです。

では、お経に「西方」とあるのはなぜでしょうか。

それは夕日の沈んでいく西の方角というのは、亡き人を偲ぶときや、自分の人生の最後を考えたときに、いのちの終わりと重ねて想いを寄せることが出来る方角だからでしょう。

春分の日であるお中日には、太陽が真東から昇り真西に沈む動きを観察することができます。

先人たちも壮年期には、まるで太陽のごとく精力的に時代をなしていかれましたが、晩年には夕日のようなやわらかさをたたえて、真西の方角にあるお浄土へと旅立っていかれました。

そして私たちもやがて阿弥陀如来という仏さまに抱かれて、その西方極楽浄土へ生まれさせていただきます。

私たちにとってお彼岸とは、亡き人を偲び、真西のお浄土を仰いでいく大切な時間であります。

過ごしやすい時期でもありますので、この機会にお寺参り&お墓参りをさせていただきましょう。

更に詳しくは……

お彼岸について

時期について

浄土真宗としての意義

永代経法要【5月6日(月)】

日時
2019(令和元)年 5月 6日 [月曜日・祝日]
〈受付〉12:45~13:30
〈法話〉13:30~14:30[60分1席]
〈法要〉15:00~15:50
(16:00終了予定)
講師
福間義朝 先生[ふくまぎちょう:広島県三原市教専寺住職・本願寺派布教使]

福間先生は法話(説教)を学ぶ学校で教鞭も執っている布教のスペシャリスト。副住職も大変お世話になっている先生です。仏さまをとても大切にされていて、その後ろ姿に多くの僧侶がお育てをいただいております。身近な話を題材にして、はじめての人にもやさしく・わかりやすく・ありがたくお話をしてくださいます。どちらさまも是非ご縁に遇ってください。

永代経(えいたいきょう)とは、永代読経(えいたいどっきょう)を略した言葉です。『永代経』という名前のお経があるわけではありません。
一般的には、永代供養(えいたいくよう)として亡くなられた方へ、善を追って供える(追善供養・ついぜんくよう)のため、お寺で永代にわたって読経することとして理解されています。

浄土真宗でも「亡き方をご縁としてお寺で永代にわたって読経すること」であることは他宗と同じです。しかし、読経の趣旨や読まれる経典は異なります。

浄土真宗の宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)は『歎異抄(たんにしょう)』という書物のなかで、「父や母の追善供養のためにお念仏したことは、かつて一度もありません」とおっしゃっています。
お経を読んだり、お念仏を称(とな)えたりすることは、ご先祖さまや身近で亡くなった方に成仏してもらうため、迷わないようするためではないとのお示しです。

では、亡き方を偲んで行われる永代経の法要や、一周忌や三回忌などの法事は何のためのものなのでしょうか。

それは、先立っていかれた方をご縁として、遺された「私自身」が仏教の教えに出会い、仏さまのこころに触れ、本当に生きる道を聞き開いていくためのものであります。

もちろん、亡き方の幸せを考えて、何かをしてあげたいという心はお互いに大事にしたいものです。
しかし、迷信に振り回されて、「私たちが供養しなければ亡き人は不幸だ。迷って成仏できないのだ」と根拠もなく考えるのであれば、それはとても寂しいことではないでしょうか。

忘れてはいけないのが、私たちも先立っていった人と同じように、年老いたり、病に冒されたりしながら、必ず「死」を迎えるということです。
もしも、私たちが最後には「供養してもらわないと迷ってしまう不幸な存在」となっていく結末しかなければ、人間はみんな不幸になって人生を終えていくしかありません。

何故なら、「死」からは誰も逃れられることができないからです。

浄土真宗では、いのちの終わりは悲しいことや寂しいこと、辛いことではあるかも知れませんが、決して意味のないこと、むなしいことではないといいます。

それは、浄土真宗が阿弥陀如来という仏さまの救いを説くご宗旨だからです。

浄土真宗の仏さまは、阿弥陀如来(あみだにょらい)という仏さまです。

私がいのちを終えて参っていくことのできるお浄土をご用意くださっただけでなく、「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」のお念仏の響きとなって、既に私たち一人ひとりに届き、包み込んでくださっている仏さまです。

私たちは自分や他人、世間に振り回されて思い通りにならない人生を歩んでいます。
その私たちのいのちがどのような生き様や死に様であっても、

「あなたを決して見捨てたり、独りぼっちにはしませんよ。あなたを必ず仏さまのいのちへと生まれさせますから、どうぞ安心してください」

とおっしゃってくださるのが阿弥陀さまです。

その仏さまの尊前にご縁をいただくことができるのは、私たちを導いてくださった多くの人たちのはたらきがあったからです。
このご縁を通して、遺された私たち一人ひとりが仏さまに手を合わせて、教えを聞かせて頂く身になることこそが、故人に対しての供養となるのです。

懐かしい方との別れを偲ぶ今こそ、わが身の生老病死(しょうろうびょうし)をはじめとしたいのち問題を聞かせていただきましょう。

お盆【7月13日(土)~16日(火)】

釈尊の弟子・目連尊者(もくれんそんじゃ)の母が、仏法によって餓鬼道(がきどう)から救われたという故事に由来するとされる仏教行事です。

日本では、先祖供養のための仏事という意識が強くありますが、浄土真宗では故人を偲びながら、自らが仏法を聴聞する機縁としておつとめされます。

お盆の正式名称は?

お盆の由来は?

お盆の習わしは?

お盆の起源は?

秋のお彼岸【9月20日(金)~26日(木)】

の時節、日中はまだまだ厳しく照りつける太陽も、夕刻にはやわらかな光となって、真西に沈んでいきます。

先人たちも壮年期には、まるで太陽のごとく精力的に時代をなしていかれましたが、晩年には夕日のようなやわらかさをたたえて、真西の方角にあるお浄土へと旅立っていかれました。

そして私たちもやがて阿弥陀如来という仏さまに抱かれて、西方極楽浄土へ生まれさせていただきます。

私たちにとってお彼岸とは、亡き人を偲び、真西のお浄土を仰いでいく大切な時間であります。

期間中、皆さまのご参詣をお待ちしております。

報恩講法要【10月20日(日)】

日時
2019(令和元)年 10月 20日 [日曜日]
〈受付〉12:45~13:30
〈法話〉13:30~14:30[60分1席]
〈法要〉15:00~15:50(16:00終了予定)
講師
伊川 大慶 先生[いかわ だいけい:広島県三次市西覚寺・本願寺派布教使]

報恩講(ほうおんこう)とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご法事です。2012年に750回忌をお迎えしました。今年度で758回忌です。
ご命日にあたる1月16日の前後数ヶ月は、全国の浄土真宗のお寺にてつとまります。

聖人のご遺徳を偲ぶとともに、お寺にご縁のある私たち一人ひとりが仏さまの教えを受け取る仏事として昔から大切にされてきました。

人間は生まれた以上、多くの不安や苦悩を抱えていかなければなりません。人間関係・将来・財産・健康……こうした悩みは尽きることも無くなることもありません。
そうしたなかで、「悩みを抱えたままで安心して生きていける道があります」と私たちに教えてくださったのが親鸞聖人です。

浄土真宗の門徒にとって、最も大切な法要です。是非お参りください。