2012(平成24)年4月~2013(平成25)年3月までの1年間、勤式指導所(ごんしきしどうしょ)という学校で、稱名寺の副住職は勉強をしていました。
勤式という言葉は辞書にはありませんが、読経を中心とした僧侶の行うお勤め(勤行・ごんぎょう)やお寺での法要・儀式などをすべて包括した言葉……と思われます。
お経の唱え方を中心に、作法・荘厳(しょうごん・本堂の飾り)・雅楽の演奏……などなど、主に法要や儀式に関わることを勉強します。
京都・西本願寺に隣接した門徒会館が学び舎。
西本願寺の法要に参加することもよくありました。
60名の仲間たちと濃い学びをいただいた1年間でした。
卒業すると、お寺に戻る人・違う学校に進む人・京都の西本願寺や、東京の築地本願寺をはじめとした全国の別院(べついん|西本願寺の分院)に就職する人・法務員(ほうむいん|お寺の法事やお参りをお手伝いをする人)になる人など、それぞれの進路へ進みます。
今日は関東にいる同期で同窓会をひらきました。卒業してからもこうして集まることができる仲間がいるのは、とても心強いものです。
合掌