緊急事態宣言の発令によって、法事の延期がありました。
せっかく少し時間ができたので、兼ねてから計画していた後堂や本堂内収納を清掃します。
前住職や住職は物を溜め込む人のため、副住職は困っています。
とにかく捨てます。
99%はゴミですが、稀に新品の切袴(1960年製|ピンク色)などが見つかります。
打敷を発見。
千住小塚原の原田クラさんから「明治17(1884)年5月」に寄進されたものです。今から137年前……どうやって戦火を免れたのでしょうか。
西本願寺の第20代である広如上人(1798~1871年|寛政10~明治4年)時代の免物です。
こちらは江戸時代中期の御文章で「従如」とあります。東本願寺第18代(1720~1760年|享保5~宝暦10年)です。
江戸時代の稱名寺は本願寺派だったり、大谷派だったりしたそうです。
未開封の親鸞聖人誕生800年 / 立教開宗750年慶讃法要の記念がありました。
中身は花瓶です。
ひとりで6時間以上かかりましたが、これでもまだ一部。気が遠くなります。