Clubhouse

1月末頃から「Clubhouse」という招待制の音声SNSアプリケーションが日本で話題となりました。


友人や見知らぬ人とラジオのように会話を楽しんだり、その会話に聴衆が気軽に飛び入りで参加できたりするサービスです。


今から実名でSNSをするつもりはなかったため、興味はありませんでした……が、地元の後輩から「アプリ内でどうしても一緒に取り組みたい企画がある」という強い要望により招待され、しぶしぶ始めました。


後輩から頼まれたのは「毎日決まった時間にゲストと音声配信をするので、一緒にモデレーター(司会や聞き手)をして欲しい」といった内容。
イマイチ趣旨や目的がよくわかりませんが、素性を隠してお手伝いをすることに。


その後、毎日の配信を続けているとオーディエンス(視聴者)が100、200、300……と増えていき、気付くと私のフォロワー(共感してくれる人たち)も5000人を超えていました。

徐々に自分自身の素性もバレていき、最終的には私自身が僧侶として仏教での考え方などを発言する機会も増えていきます。


しかし、発言に注目が集まることが怖いだけでなく、毎日2~4時間も配信に時間を割くのはあまりにも負担が大きいです。
さらに「1ヶ月弱でこれだけ支持されるということは、かなり凄いことではないか……!?」と一瞬だけイタい勘違いをしてしまった自分にゾッとしたので今月いっぱいで脱退しました。


やっと平穏な日々が訪れます。


辞めてから知りましたが、僧侶仲間で利用している方がたくさんいました。


私の見た限りは①僧侶同士や宗教者同士で固まって会話する人 ②ひとりで読経や法話をしたりお悩み相談をしたりする人が多い印象でした。

もっと早く知っていればシフトチェンジしたのに……。

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2021年02月24日