西本願寺には2つの大きなお堂があります。向かって右側が阿弥陀堂(あみだどう)といって、中央に本尊の阿弥陀如来が御安置されています。
左側が御影堂(ごえいどう)といって、中央に浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の木像が安置されています。
こちらのお堂では、晨朝(じんじょう)と呼ばれる毎朝のおつとめ(読経)がおこなわれています。私も京都に来たときは、出来る限り参拝するように心がけています。
基本的には最初に阿弥陀堂で「讃仏偈(さんぶつげ)」というお経を読み、
続いて渡り廊下を歩いて御影堂に移り、「正信偈(しょうしんげ)」をおつとめします。
毎朝6時から欠かさずに行われているというから驚きです。前門主は本願寺念仏奉仕団五十周年に際しての消息(お手紙)のなかで「念仏奉仕団の方々のご奉仕と晨朝法要での正信偈のご唱和は、本願寺の宝であります」とおっしゃっていました。
京都に住んでいる時は分かりませんでしたが、いつ来てもこうしてみんなでおつとめをさせていただける場があることは、京都から離れた自分にとってはありがたいことです。
他にも京都に残って頑張っている仲間たちに会えることも、京都を訪れたときの楽しみのひとつです。
合掌