秋分の日です。
一般的にはお寺で「秋の彼岸法要」をおつとめする日ですが、お墓参りの人と法要に参加する人で境内に車が溢れ大混乱した苦い過去があって今はやっていません。
最近は午前中に稱名寺で仕事をして、午後は余所のお寺へ法話に出講することが多いです。
ということで小平市にある照恩寺さまへお邪魔しました。
今年の5月に住職継職をされたばかりで、いつもお世話なっている新しいご住職さまはとてもクリエイティブなアーティスト。
洗練されたホームページをはじめ、寺報や参拝記念品など随所にこだわりがちりばめられ、今後の展開が楽しみなお寺です。
また、前ご住職さまも大阪八尾市光蓮寺の稲城選恵和上のご教導を受けられ、山口県長門市の深川倫雄和上をお寺に呼んで研鑽を積まれた知る人ぞ知る学僧さま。
私も含めて首都圏の多くの若手僧侶が訓化を受けている大先生です。
私の母親である稱名寺の坊守も京都の中央仏教学院時代にクラスメートでお世話になっていたといいます。
いつも以上に気合いを入れて法座に臨みましたが、やはり何倍も緊張しました。
もっと勉強をして経験を重ねなければならないと痛感します。
合掌