報恩講1

今年も稱名寺の報恩講(ほうおんこう)法要が近づいて参りました。


報恩講とは、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご法事です。


2012年に750回忌をお迎えし、今年度で756回忌です。


ご命日にあたる1月16日の前後数ヶ月に、全国の浄土真宗のお寺にてつとまります。


聖人のご遺徳を偲ぶとともに、浄土真宗にご縁のある私たち一人ひとりが仏さまの教えを受け取る仏事として昔から大切にされてきました。


人間は生まれた以上、多くの不安や苦悩を抱えていかなければなりません。人間関係・将来・財産・健康……こうした悩みは尽きることも無くなることもありません。
そんな私に、「悩みを抱えたままで安心して生きていける道があります」と浄土真宗の教えを明らかにしてくださったのが親鸞聖人です。
そのことにお礼を申し上げるので「報恩講」といいます。

合掌

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2017年10月23日