文京区には稱名寺を含めて浄土真宗本願寺派のお寺が5つあります。
この5ヶ寺は繋がりが深く、大きな法要の際には参り合いをしています。
参り合いとは、例えば①のお寺で大きな法要がある時には②~⑤のお寺の住職たちがお経を読みに行きます。
同じように②のお寺が法要の時は、他の4ヶ寺の住職が出勤。
複数の僧侶が集まることによって、法要が賑やかに華々しくつとまります。
10~11月は浄土真宗の業界では「報恩講シーズン」と呼ばれ、多くのお寺で報恩講法要が行われます。
文京区の5ヶ寺の場合は、10月第3日曜日(もしくは第5日曜日)・10月第4日曜日・11月3日(文化の日)・11月6日・11月23日(勤労感謝の日)と、開催される日程はお寺によって曜日固定だったり、日にち固定だったりさまざまです。
基本的には住職が参りますが、最近は副住職が参加することも増えました。
法要の組み立て方の違いを学べるだけでなく、法話のお聴聞もできてとてもありがたい季節です。
合掌