築地報恩講

毎年11月11~16日の6日間は築地本願寺にて報恩講法要が勤修されます。


以前は全座皆勤出勤をしていましたが、最近は都合があわないこともしばしば。


期間中、たくさんの参拝者で本堂内が埋め尽くされます。

江戸時代ごろの築地本願寺は58ヶ寺の寺中寺院を擁していました(参考)。
それらのお寺が築地本願寺を支えてきた歴史があります。


そのため、現在も報恩講法要は築地本願寺の職員だけでなく、関東近辺の僧侶が一斉に集まって盛大につとめられます。
他の地域の人に聞くと、これは東京独自の習慣のようです。


法要に参加する僧侶を対応する「法要部」、参拝者を対応する「参拝部」、講師を対応する「布教部」といった職員以外の一部の僧侶が法要の運営を目的として所属する部署があるのも特徴です。
ちなみに私は去年から布教部に所属しています。布教部は6:00から18:00まで最も長時間にわたって拘束される部署でもあります。


より良い法要となるように、僧侶たちが一丸となります。年に一度の大行事です。

合掌

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2017年11月11日