領収書


京都から稱名寺に帰ってきて3年が経ちました。

お寺に帰ってきたといっても、私はあくまで住職の部下です。下の人間が上のやり方に従うのは、お寺も会社も部活も一緒です。


掲示板やこのホームページのように、今までやってこなかったことを新しく始めるのは簡単です。
しかし、これまでやってきたこと(特に事務関係)を変えるのは難しい。
それでも、「あまりにもこれは……」と思うところに関しては、少しずつ変えていくようにしています。


例えば手書きで管理してたお寺の芳名録を一新しました。
今年は領収書を作り直すことに。


お寺でもご門徒さんに領収書を発行することは多くあります。当然ですが、手書きで渡しています。

単発の場合は構いませんが、中には「お墓の維持費」のように、誰がいつまでにいくら納めるのかがあらかじめ決まっているものもあります。しかも数は10人、20人ではありません。

お彼岸の時期になると、お墓参りと併せて維持費を納めていく方がたくさんいらっしゃいます。

名簿にチェックして、領収書に名前と日付と金額を記入して、控えにも同じこと書いて……としている内にみるみる行列ができていつも焦ります。
特にピークの時はお世話人のみなさんにお手伝いをいただいているので、なおさら負担を減らしたいと考えていました。

そこで、事前に全員分の領収書を印刷しておくことに。

まず、仕事ができると評判の先輩僧侶から手作り領収書の元データを譲っていただき、稱名寺仕様に整えていきます。


ここに名前や領収金額を記入すると、


こちらの領収書に反映されます。


印刷し、カッターの刃を変えて切り取り線を入れます。この技術も先輩僧侶から教わりました。


1枚ずつ切り分けると、


完成です。


日付を記入して切り取って渡すだけになりました。領収書を探す手間は増えましたが、100枚ずつに小分けして、芳名録と番号を対応させてあるので、それほど苦にはならない……はず。

お彼岸前日にお世話人さんに審査してもらって実用するかどうかが決まります。
作るの凄く苦労したので、もしこれで不採用だったら……今から不安です。

合掌

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2017年03月13日