携行本尊

浄土真宗のご本尊は阿弥陀如来という仏さまです。


火葬場の炉前など、ご本尊のない場所でおつとめをするときには持参します。


最近は「携行本尊」というものを持ち歩いています。


4年前から交付が始まったカードタイプのミニ本尊です。

2021(令和3)年4月1日から、新たな在家免物「携行本尊(絵像)」の交付を始めました。携行本尊は、核家族化や生活環境の変化に伴い、お仏壇がない家庭が増えたことや、進学、就職、入院などで実家を離れる方が増えたことを背景に、いつでもどこでも「阿弥陀さまがご一緒」というコンセプトのもと制定いたしました。

「携行本尊」が交付された当初「お守りや現世祈祷に頼らないのが浄土真宗の特徴なのだから、こんなお守りみたいな本尊を本山が出すな!」とたくさんの先輩僧侶たちが怒っていました。


私は「三つ折り本尊」を自室や出先で用いていたので、「携行本尊」に触れることはありませんでしたが、縁あって昨年お迎えすることになりました。


「携行本尊」の専用のケースが築地本願寺のインフォメーションセンターに売っていたので併せて入手。


コンパクトに折りたたむことができます。


このように立ててお参りします。


コンセプトにある通り、お仏壇のないご家庭もまずはこの「携行本尊」をお迎えしてはいかがでしょうか。


お坊さんでも自宅にご本尊を安置していない人が多いので、そういう方もぜひどうぞ。


この記事を書いていて思い出しましたが以前、兵庫県のM杉先生が「携行本尊」を布教先や旅行先にも持ち歩いていると話していると話してくださったことがあります。

出先のホテルなどでも朝のおつとめを欠かさないそうです。凄い先生です。報謝の姿勢に頭が下がります。

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2025年03月13日