自粛期間中は在宅での仕事が増えています。
今月からリニューアルした『築地本願寺新報』の編集委員も引き続き担当しています。
誌面でも紹介しましたが、NHKラジオ第2で放送中の「宗教の時間」で4年振りに仏教が取り上げられることになりました。
テーマは浄土真宗で依りどころとされるみっつの経典である「浄土三部経」のひとつ、『観無量寿経』です。
「在家の仏教」である浄土真宗では、僧侶も門徒も家族・財産を持って仏道を歩みます。
順調な時はいいですが、時には家族同士が憎しみ合ったり、財産を失ったりすることもある、非常に厳しい社会生活の中で歩む仏道です。
『観無量寿経』は、今から約2500年前、お釈迦さまがご在世の時に王舎城で起こった事件をきっかけに説かれました。
韋提希という女性が主人公となって、「在家の苦しみとは」「在家を生きるものが阿弥陀如来に救われるとは」ということが、とてもドラマチックに描かれています。
解説は人気講師の相愛大学教授・釈徹宗先生です。
さっそくテキストを購入。勉強はいつでも出来ますが、やはりこうしたメディアで取り上げられることは、自分の研鑽のひとつのきっかけとなるので有り難い限りです。
こちらから聴き逃しの配信もされています。是非ご視聴ください。
合掌