『週刊ヤングジャンプ』で連載中の『キングダム』という作品があります。
紀元前3世紀の古代中国の春秋戦国時代末期を舞台にした中国時代劇漫画です。
アニメ化、実写映画化もされました。
古代中国の歴史書である『史記』の一部をベースにしています。
以前、「親鸞聖人の主著である『教行信証』には、『キングダム』の登場人物が出てくる」と、先生から教えてもらいました。
「どこに出てくるのだろう……」と、最初から読み直してみました。
親鸞聖人の主著である『教行信証』は、さまざまな経典や高僧の言葉によって「阿弥陀如来のすくい」が明らかにされています。
内容は6巻で構成され、最後の「化身土巻」は「仮の宗教」「偽の宗教」を簡(えら)び、「真実の宗教」を示しています。
唐の法琳の書である『弁証論』によって道教について論じている部分があり、『弁証論』では『史記』や『春秋』といった中国の歴史書に触れています。
藺相如は功大きにして、位廉頗が右にあり、〔廉頗〕これを恥づ
ありました。
『キングダム』では、趙の元三大天のうちの1人として廉頗という人物が登場します。中国戦国時代の趙の将軍です。
魏国の客将として登場し、山陽における秦軍・蒙驁大将軍との40年ぶりの一騎討ちは印象的でした。
合掌