これからが これまでを決める

「過去・現在・未来」という時間の流れから、「これまで」が「これから」を決めると私たちは考えます。
今まで積み重ねてきた経験や学歴、業績によって、将来が左右されるということです。
世の中には過去の失敗から自信を失っていたり、やりたいことがあっても「自分にできるわけがない」と思ったりしている方が多いようにも感じます。

確かに「これまで」の積み重ねが「これから」ですし、過去に起きた事実を変えることはできません。
しかし、その意味を変えることはできます。

例えば、何か大きな失敗や挫折があった時に、そのことだけに囚われている内は悲しい感情しか生まれてきません。
その失敗を糧にして新しい道に進んでいくときに、「あの時の失敗があったから今の自分がいるのだ」と、無意味と考えていた過去の出来事に意味が与えられます。

変えることも、消すこともできないこれまでの「過去」は、これからの生き方次第でその意味を大きく変えることができるのです。

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2017年01月01日