シネマ法話3

明日の稱名寺永代経法要へご出講くださる福間義朝先生が、前日に法話の勉強会を開催してくださいました。


今回は恒例の「シネマ法話」です。映画を題材にした法話を福間先生に聞いていただきます。


緊急事態宣言中のため、講師3名の超縮小開催。


静岡県の遠山さんが「日々是好日」、群馬県の藤井さんが「ハチドリ」という映画を題材にしてチャレンジしてくださいました。

最後のひとりは私です。ここ最近は理由あってお坊さんの前で法話をする場は断り続けていましたが……出講者が足りなかったため、3年振りに勉強会で法話をしました。


法要前で新しいシネマ法話を準備する時間がなかったため、「奇跡のリンゴ」という映画を題材にした「勝易の二徳」法話を久しぶりに引っ張り出して実践。

「一部の人だけができる厳しい修行が凄くて、みんなができる念仏はつまらない」と考える人が多いですが、「実はみんなができる念仏が凄い」ということを映画を通じて味わう法話です。


結果は……「イージーな法話」「浅すぎる」と福間先生に酷評されました。

森田眞円和上の法話を参考に作ったのですが、やはり和上のように上手くはいきません。

自分の学びの浅さを改めて痛感いたしました。


余談ですが、勉強会では他の僧侶の法話を参加者が講評しなければいけません。

「この部分がこういう理由でよかった」「この部分がこういう理由でよくなかった。自分であればこう改善する」ということを的確に言わないといけないので、普段の「聴聞モード」と違って頭をフル回転させて法話を聞きます。

今回は自分も話す側に立ったため、珍しく頭を「講評モード」にしました。結果、あまりありがたくお聴聞することができなかったかもしれません。残念。

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2021年05月04日