僧侶と参列者が合掌礼拝や読経を一緒にするのは、実は大切なことだと思います。
NLP(神経言語プログラミング)の分野でも「ミラーリング」「クロスオーバーミラーリング」「シンクロ効果」「ペーシング」という言葉があります。
人間には「自分と似ている人に行為を抱きやすい」という性質があるそうです(シンクロ効果)。
そのため、人間関係でも「相手のしぐさや行動をさりげなく真似をする(ミラーリング)」「相手の話すスピード、トーン、大きさに合わせる(ペーシング)」というテクニックで、友好関係を築きやすくなる……といいます。
〈参考文献・スティーブン・パーマー、アリソン・ワイブラウ『コーチング心理学ハンドブック』〉
こうして学術的(?)に検討してみても、一同で作法をしたり、読経をすることはとても意義の有ることではないでしょうか。
合掌