広報の一環として『本願寺新報』などの紙媒体のほか、ネット上で次回の勉強会の告知をします。コンピューターによる情報システムが大きな影響力を持つ時代ですので、インターネットでの宣伝は欠かすことができません。
例えば、“浄土真宗の法話案内”というサイトに勉強会の案内を掲載します。
浄土真宗の法話や勉強会、研修会だけがひたすら掲載されてるニッチなサイトです。残念ながら、「法話案内を見て来ました」という人にはまだ会ったことありませんが、発信することに意義があると思います。
勉強会の専用サイトもあるので、同じく更新します。
ここでは次回の案内だけでなく、講義を休んだ人や途中から参加する人が少しでも参加しやすいように、録音した講義データとプリントが保管されています。
最近では、「築地本願寺まで行くことができないので音源で聴講させて欲しい」というお問い合わせも増えました。
データ受け渡しのシステムはシンプルで、参加費をいただいた方にパスワードをお伝えし、各自でダウンロードをしていただく形。
パスワードを教えた人の数よりもダウンロード数が明らかに多いので、「誰かパスワードを横流ししてるのでは……」と不安になっています。
広報活動やデータ管理その他諸々が終わると、大事な会計の仕事が待っています。
参加費やCD/データ会員費の収入から、部屋の借用費やチラシ印刷代、先生への御礼・宿泊費などを支出として差し引きます。
20,700円の赤字でした。
といっても赤字はいつものことです。浄土真宗の中心地である京都や大阪へ勉強しに行くよりも安いですし、自分が犠牲になることで浄土真宗の教えが少しでも多くの人に伝わるならば……と我が身に言い聞かせて涙を呑むことにしています。
合掌