東京は間もなくお盆に入ります。
京都で法要・儀式について勉強していたときに
「盂蘭盆会法要」とか、「彼岸会法要」といった名称で季節の法要を営む一般寺院が多くあります。
しかし、「会」と「法要」は仏教では同じ意味で用いますので、「会」と「法要」を両方つけるのは間違いです。
「盂蘭盆法要」とか、「彼岸会」とか、「会」と「法要」はどちらかひとつだけつけるのが正解です。
と、先生から習いました。
この話に根拠があるのかどうかは知りませんが、確かに西本願寺の法要の名称を見ていると、◯◯会法要という名称はありません。
もうひとつ法要の名称のことで覚えているのは、「元旦会」と「修正会(しゅしょうえ)」の話です。
浄土真宗のお寺では1月1日に「元旦会」をおつとめします。
西本願寺で執り行われる元旦会のことを「修正会」といいます。
そのため、西本願寺以外の浄土真宗のお寺では「修正会」という名称は使わないそうです。
合掌