今年の夏は毎年恒例の安居もお盆参りも常例線もなかったため、あっという間に過ぎ去ってしまった印象です。
あまりメリハリなく過ごしてしまったため、身を引き締めるために親鸞聖人の主著『教行信証(本典)』の勉強をはじめました。
内藤知康和上の勉強会や東京仏教学院の講義をはじめ、今まで何度か学んできました……が、「本典は死ぬまで読み続け、学び続けなさい」と先生に教わったので、今回は中央仏教学院(中仏)のテキストを読み進めています。
以前、とある先生に「『教行信証』の勉強をするのに最適なテキストはありますか?」と尋ねたところ、「中仏のテキスト『本典要義』がもっとも要点がまとまっている」と教えていただきました。
さっそく購入しようとしたところ、なんと既に絶版とのこと……。
途方に暮れていましたが、お祖父さまが中仏で講師を務めていた長野県の先輩が「うちにたくさんあるからあげるよ」とプレゼントしてくださいました。有り難し……持つもべきものは法友です。
発行は昭和56年4月1日……もう40年が過ぎようとしています。
執筆に携わっているのは灘本愛慈和上、土井忠雄和上というレジェンド。
1/3くらい読み進めましたが、言葉が古いのと端的にまとまり過ぎているのとで理解が追いつかない部分があります。
合掌