築地本願寺に伝道院の同期が法話の講師としてお越しくださいました。
長野県の山崎慶雅師。浄土真宗本願寺派のお寺は西日本に多く、伝道院時代の数少ない東日本仲間でした。
年上の大先輩ですが、とても気さくに接してくださり、東京の研修会にも積極的に参加される勉強家です。
英語を聞き流すだけの英会話教材「スピードラーニング」と、「仏法聴聞(ぶっぽうちょうもん)」には3つの類似点があるというお話をされていました。
①スピードラーニングは「英語が流れた後に日本語が流れる」ように、お寺でも「お経を読んだ後に法話・御文章がセットになっている」
②スピードラーニングは「聴かないと身につかない」ように、仏法も「触れてみなければ身につかない」
③スピードラーニングは「CDを聴いたあとに辞書で調べたり、書き取りをする人は身につかない」と言われるように、仏さまの話も「私の思いを差し挟むと身につかない」
合掌