『築地本願寺新報』の取材のため、築地本願寺へ赴きました。
今回は布教研究専従職員による「10分間法話」の取材です。
浄土真宗本願寺派の本山である京都・西本願寺には、参拝者への布教や仏事相談に従事する「布教研究専従職員」が常駐しています。
業務のひとつに直轄寺院である築地本願寺への出向があり、晨朝勤行やランチタイムコンサートなど、築地本願寺内で執り行われる法要や行事での布教を担当しています。
昨秋からは新たな取り組みとして「10 分間法話」が始まりました。
平日の月曜日から木曜日までの午前11 時と午後2 時(変更あり)より、インフォメーショ
ンセンター内の多目的ルームで開催される10 分間の法話会です。
開始時間が近づくと、本堂や境内で「今から10 分間の法話会があります」「どなたでもご参加できますよ」と職員による案内が始まります。
通りがかりの人やカフェの利用者など、たまたま築地本願寺を訪れた人たちも「10 分であれば」と参加していきます。
現在の法話テーマは「暮らしの中の仏教用語」。日常の中には「我慢」や「愚痴」のように、仏教に由来している言葉が多くあります。
身近なキーワードを通じて、仏さまのこころを気軽に味わうことのできる法話会です。