お寺のご門徒さんには、寺報をはじめ様々な文書伝道を試みます。
ところが、お寺にお参りくださるのはご門徒さんだけではありません。
ご法事の折にはご門徒さんの親戚の方々がいらっしゃいます。
故人の友人がお墓詣りに境内へ訪れることもあります。
せっかくお寺の門をくぐるのだから、何か仏教に触れていただこうと思い、本堂や客殿をはじめとして、持ち帰ることができる冊子や施本、リーフレットをご用意しています。
ここで苦労するのが冊子の選定です。仏教の本であれば何でもいいのかといえばそうではありません。
そしてなるべくコストは抑えたい。
そこで重宝しているのが、仏教伝道協会が発行している小冊子です。
現在、発行されているのは『ブッダの教え-「お経」の言葉-』 と『とってもやさしい はじめての仏教』の2冊です。
前者は『仏教聖典』から仏教の教えのエッセンスを短くまとめたものです。
後者は「仏教とは何か」「仏教Q&A」といったコーナーと写真とイラストを用いた仏教入門冊子です。
なんとこの2冊は仏教伝道協会に注文すれば、100冊でも200冊でも無料で送ってくれます。
ちなみに英語版もあります。こちらも無料ということで100冊ほど頼んで設置しました。
意外と持ち帰る人がいるので、私が考えている以上に英語で本を読む人は多いようです。
さすがにもらってばかりでは申し訳ないので、お寺て配布するカレンダーは仏教伝道協会のものを注文するようにしています。
カレンダー内の法語を解説した本も毎年発売されるので、セットにしています。