還暦祝賀会

いつもご指導をいただいている安方哲爾先生が還暦を迎えました。


お弟子の皆さんが先生のために祝賀会を開催するとのことで、私もお誘いをいただきました。


会場は大阪府大阪市中央区の津村別院(北御堂)です。


全国から先生にご縁のある方々が総勢70名以上が集まりました。


おつとめ、先生ご夫婦への記念品授与に引き続き、代表者と先生からご法話をお聴聞。


終了後に会場を移して祝賀会へ。


先生のご挨拶で、今後も宗学を続けるために必要なみっつのことは「比べないこと」「焦らないこと」「諦めないこと」と訓示を賜りました。


我々にとっての学びとは「報謝」です。人と比べて焦ってするものではなく、諦めなければいつまでも続く──ということを教えてくださいました。


阿弥陀如来は法蔵菩薩という修行者であったときに世自在王仏という師匠がいらっしゃいました。


浄土真宗の宗祖である親鸞聖人も法然聖人という師匠を仰いでいらっしゃいました。


浄土真宗は「弟子道(でしどう)」であり、師匠と呼ぶことのできる先生に出遇えたことは本当に有り難いことであると感じます。

善知識にあふことも
をしふることもまたかたし
よくきくこともかたければ
信ずることもなほかたし
【現代語訳】善知識(仏教の道理を説いて、仏道に縁を結ばせる人)に出会うことも、その教えを説き伝えることも難しい。また聞くことも難しく、信じることもなおいっそう難しい。

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2019年03月11日