広告業界で働いている知り合いから、コピーライティングの勉強を勧められました。
ブランドであればNIKEの「JUST DO IT.」、
ショップであればタワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」は有名です。
多くの場合、広告には印象的なキャッチコピーが書かれています。こちらは青春18きっぷの広告で、
「ずっと友達だよ」と言うかわりに、みんなで旅にでた。
とあります。
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです
という『ゼクシィ』のCMで使われたコピーは少し前に話題となりました。
ある商品や企業などの魅力を伝えるために考えられた短い言葉ではあるものの、消費を促すだけではなく、人生に気づきや彩りを与えてくれるような言葉も多いです。
お寺は仏教の広告代理店、僧侶は仏教の広告マンと考えるのであれば、お寺の掲示板にかかれている言葉は、仏教の魅力を伝えるキャッチコピーといえるかも知れません。
仏教の魅力は知っている(何を言うか/What to say)つもりですが、その魅力を短く刺さる言葉で伝える手段(どう言うか/How to say)を学ぶためにはコピーライティングの勉強をした方が絶対にいいと勧められたので、
「とりあえずこれを読みなさい」と言われた本を読んでいます。
“広告の父”と呼ばれるデイヴィッド・マッケンジー・オグルヴィによると、
「成功へのカギは、広告のあらゆる要素を絶えずテストすることにある」
「ほとんどの広告では、見出し(キャッチコピー)が1番重要」
「1番効果的な見出しは、相手の“得になる”とアピールするか、“新情報”を伝えるもの」
だそうです。
合掌