「ホームページの『阿弥陀経』の連載に載せている女性は誰ですか?」
と会う人に聞かれるようになりました。詳しくは前回の記事に書いています。
どうしてそんなことが気になるのだろうか……を少し考えました。
情報番組であっても、ドラマであっても、バラエティであっても、ニュースであっても、CMであっても、テレビにはいつも若くて綺麗な女性が映っています。
雑誌の表紙を飾っているのも、圧倒的に女性の方が多いです。
とある記事には「男性が若い女性に目がいくのは当然であり、女性も同世代の同性を意識している。なので、メディアには若い芸能人、特に女性芸能人の登場機会が多い」と書かれていました。
例えば、世の中には鉄道アイドルや釣りアイドルといった、一定のジャンルにターゲットを絞ったコンセプトアイドルが存在しています。
鉄道や釣りを趣味にする人はもちろんのこと、若い女性に注目する一般層を取り込むことも視野に入れた手法ではないでしょうか。
〈photo by ryuganji.jp〉
そうであれば仏教アイドルや念仏アイドル、浄土アイドルがいたっていいのではないか……と調べたところ実際にいるようです。
ところが仏教の中でも浄土真宗は苦しみを通して出遇うことがほとんどです。
アイドルをするような順風満帆な若くてかわいい女性が、浄土真宗のご法義を喜ぶことがあるのでしょうか……ないとは言えませんが。
一方で、現在はヴァーチャルリアリティ最盛の時代です。
VTuber(バーチャルYouTuber)をはじめとして、ヴァーチャル世界の住人と現実世界の接触という分野が開かれつつあります。
もしかしたら今後はそういった形の伝道布教も生まれるかもしれません。