今年の4月から築地本願寺の常例布教に「木曜日の夜席」が加わりました。
これまで夜席は金曜日のみでした。全国的に法座が減少傾向にある中で、なかなか勇気ある決断ではないでしょうか。
「お聴聞がしたくても遠方でできない」という知り合いの声を聞いてから、なるべく自分は無理にでも暇を作って出向くようにしています。
いつも参拝していたところ、築地本願寺側から「せっかくいつもいらっしゃるならば、夜座のお手伝いをお願いします」と要請があり、現在は夜座の司会を担当をしています。
築地本願寺の職員さんも、朝から勤務をして19時から20時の布教まで担当するのは相当な負担だったようです。
私にしてみればお聴聞ができて、手当まで発生するなんて願ったり叶ったり。
「仕事が忙しくて聴聞する余裕がないので、助かります」と言われたものの、職員さんが仏法に触れる数少ない場を奪ってしまっているようで心苦しく思います。
今週からの講師は兵庫県神戸市の津守秀憲先生です。
京都・伝道院の指導員(寮務)として、西本願寺境内案内(お西さんを知ろう)のツアーリストとして大活躍されています。
歳は私の二つ上、安居をはじめとしてさまざまな機会で私自身も大変お世話になっています。
間違いのない仏さまを取り次ぐ堂々とした話ぶりに、参拝者からも喜びの声が上がっていました。
合掌