日食なつこさんのお寺ライブツアー「欄干わたり」の当日です。
今までもさまざまなイベント、行事はしてきましたが、今回は規模が大きいため事前準備に奔走しました。
14時ごろからマネージャーさんやプロモーターさんをはじめとしたスタッフの皆さんと本堂で準備を始めます。
今回は「LINE LIVE」による配信もあるため、照明や音響だけでなく、撮影や配信を担当するスタッフの方々も集まってくださいました。
稱名寺はイス席なので、座布団がほとんどありませんでしたが、築地の法重寺さま、本郷の西教寺さま、小日向の福勝寺さま、明大前の和田堀廟所さまからお借りすることで、無事に150席分の座布団が集まりました。ありがとうございました。
日食なつこさんがご到着。初対面で緊張しましたが、本当に人柄が素敵過ぎて感動しました。
リハーサルが始まります。
雨の中、境内にはたくさんの方々がお参りくださいました。
いよいよ開演です。興行師の方からのリクエストで、最初に10分弱のお話をさせていただきました。
阿弥陀如来のご尊前で、150人の皆さんと「南無阿弥陀仏」のお念仏をして、仏さまの慈悲の話を味わいました。
今日のライブでの僧侶として、お寺としての役割を果たしたといっていいでしょう。
本編の始まりです。ここからはひとりのファンとして楽しみます。
日食なつこさんのライブは3回目。まさか稱名寺で聞くことが出来る日が来るとは思いませんでした。
「なんまんだぶ」と声の響きとなる阿弥陀如来の尊前で、力強くも温かい日食なつこさんの歌声が響きわたります。
音楽と宗教は切り離せない深い関係があり、宗教空間がこうした形で開かれることはありがたいことです。
多くの皆さまが、日食なつこさんの音楽を仏さまの前で堪能していただけたのであれば何よりでした。
無事に終えることができたのは、日食なつこさま、スタッフの皆さま、参加者の皆さま、稱名寺の門信徒の皆さまのご協力のおかげさまと、誠に有り難く感謝申し上げる次第でございます。
後日、ライブ映像が公開されました。蝋燭が曲がっているのが気になる……。
合掌