長野別院

本願寺長野別院にご縁をいただきました。


本願寺長野別院は、「深谷山蓮華院正法寺」「普門山(ふもんざん)」とも称していました。

1198(建久9)年、信濃国水内郡(現在の長野市若槻)見登山(みとやま)城主和歌月(わかつき)石見守(いわみのかみ)の次男・和歌月重勝が開基です。

建暦年間(1211~1213)越後より関東に向かわれる途中、北信濃に逗留された親鸞聖人に帰依し、「法名:釋證誓」を賜ったと伝えられています。


1580(天正8)年、第7世の釋明誓が長戸町(現在の長野市)に出て正法寺を創建し、1636(寛永13)年、現在地の西後町に移転。
1772(安永元)年、第11世の釋観式の時に旧本堂が建立されました。


1871(明治4)年には、近代学校の内容をもった長野県初めての「長野県学校」が正法寺に開設された歴史があり、地域に密着した寺院として機能していました。


その後、1925(大正14)年、諸般の事情により正法寺から、京都・西本願寺の直属寺院「本願寺長野別院」となりました。

合掌

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2019年11月18日