前回、少し触れましたが稱名寺は東京教区の中組に所属しています。
主に、東京都のこの辺りのお寺が含まれています。
同じ中組に所属する浄楽寺さまへ伺いました。
午前の法話は同じく中組である善林寺の前住職・真柄信雄先生です。
「中組の布教使といえば真柄先生」というほど、ご高名な先生。
御年84歳とは思えない、とても力強いお説教です。
控え室でお話をしていると、「私も貴方も話す内容は同じです。同じ仏さまのお話です」「布教使は一生勉強です」と有り難いご指導をいただきました。
婦人会の皆様による手作りの美味しい御斎をいただき、午後の法話は私が担当します。
浄楽寺さまは、午後の法話の前席と後席の間に法要が執り行われます。なんと珍しいのでしょう。
この季節になると、稱名寺以外のお寺の法要に参加する機会が増えます。
ご参詣くださっているたくさんのご門徒さんや出勤している先輩僧侶と一緒におつとめしていると、宗教儀礼の奥深さを改めて感じます。
合掌