安居期間中は講義・会読以外にもさまざまな行事が開催されます。
そのうちのひとつに「法供会(ほうくえ)布教」があります。
5つに分けられた浄土真宗の学僧の階位の中から、得業(とくごう)・助教(じょきょう)・輔教(ほきょう)の3階位より代表者がひとりずつ法話をします。
期間中、参加している僧侶には、法衣店をはじめとした多くの人々から色紙や夏扇、お茶など、さまざまな布施がほどこされます。
その布施に対して、仏法を布施する「法施」でお返しをします。
得業の代表者は三重県の佐々木玲さんでした。伝道院で一緒に学んだ若き怪僧です。
合掌