東北常例線

台風が近づいているなか、東北教区常例線へ向かいました。


去年の8月も常例線のご縁を北海道でいただきました。今回は福島~宮城~岩手とお寺を布教して巡ります。


福島県喜多方市のお寺にやってきました。ご門徒さんたちに加えて、お寺のご住職や坊守さま、さらに若ご住職夫婦も熱心にお聴聞してくださって、大変ありがたかったです。


先日、稱名寺で法事をおつとめした福島県出身のご門徒Hさんから「喜多方ラーメンの名店である坂内食堂に行ってみてはどうでしょうか」とオススメいただいたので、法座後に行ってきました。
喜多方ラーメンは札幌ラーメン、博多ラーメンと並ぶ日本三大ラーメンのひとつです。

「東北の蔵の里」と呼ばれる喜多方。「坂内食堂」本店も喜多方にあります。麺は、ほどよく茹であげたシコシコとしたコシのある太めのちぢれ麺。極みは、とろ~りとろける自家製の特性焼豚、これだけを食べにくるお客様もいるという逸品。秘伝のあっさり味の豚骨スープ。50年間守り通してきた自信が、一度食べると忘れ得ぬラーメン中毒ファンを作ってしまう。


東京にも喜多方ラーメンを食べられるお店は多いですが、やはり本場の味は違う……と思います。


台風が近づき雨が降っていますが、周辺を散策して喜多方の人たちと交流を図ります。


現地の同世代の人たちと意気投合し、「地元の人しか行かない」という趣のあるお店に連れて行っていただきました。旅の醍醐味は人との出会いです。


宿舎へ戻ると法話の再検討と勉強。自宅だと誘惑が多くてなかなか身が入らないため、こうした機会は貴重です。

ちなみに今回は梯實圓和上の書籍を多く持ってきました。改めてその学識の豊かさと法悦の深さに圧倒されます。

合掌

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2018年08月08日