挨拶・御礼

布教へ出講する前には「挨拶状」、出講した後には「御礼状」を会所のお寺へ送ります。


以前は封筒で書いていたのですが、先生から「ハガキでもいいんですよ」と教わり、今はその言葉に倣っています。


布教使課程で学んでいるときに「手紙の書き方」という講義を受けるまでは、手紙を書く習慣はありませんでした。


『手紙・はがきの書き方がすべて載ってる大事典』という本を購入し、書いた手紙を先生や寮務さんにチェックを受ける講義もありました。


おかげで今では「挨拶状」「御礼状」だけでなく、「暑中見舞い」「寒中見舞い」をはじめとした季節の手紙も出すようになりました。


そもそも、いつもお世話になっている先生方がどなたも丁寧にお手紙をくださるので、自分が出さないわけにはいきません。


ところが、「会所から案内状などをもらわなければわざわざ自分からは書かない」と挨拶状や御礼状を出していない人がいることを最近になって知りました。

受けた指導が違えば価値観は人それぞれですし、「手紙を出している自分は偉い」と言うつもりもありませんが、少し残念に感じます。

合掌

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2018年11月06日